最近、クリエイティブ作業のメイン機としてiPad Pro 11インチ(M4モデル)を導入しました。主な用途は、CADアプリを使った3Dモデリングです。
これまで「最高の相棒」としてiPad mini(第6世代)を愛用してきましたが、本格的なモデリングをこなすには、どうしても8.3インチという画面サイズに限界を感じる場面が増えてきたんですよね……。
導入して1ヶ月ほど使い込んでみた結論は、「もっと早く買えばよかった」と思えるほどの満足感。
モデリングの制作環境を劇的にアップデートしてくれましたし、ちょっとした作業ならMacBookを開かなくても完結できるようになったのが大きな収穫でした。
そこで本記事では、iPad Pro 11インチ(M4)を実際に使って感じたメリット・デメリットを正直にレビューしていきます。

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iPad Pro 11インチ 第5世代(M4)の進化した点

まずはiPad Pro 11インチ第4世代からiPad Pro 11インチ第5世代が進化した点をざっと振り返ります。
前機種から1年半の期間をあけてのアップデートですが、変更点はかなり盛りだくさんです。
- M4チップ搭載でCPU最大50%、GPU最大4倍高速化。
- 新しいUltra Retina XDR ディスプレイを搭載
- 史上最薄の5.3mmボディを採用し、軽量化(約446g)を実現
- Apple Pencil Proに対応
- 新Magic Keyboardに
- TrueDepthカメラが長辺側に移動し、横向きでのビデオ通話が快適に。
- 背面カメラに適応型True Toneフラッシュを追加
iPad Pro 11インチ 第5世代(M4)のメリット
ここからはiPad Pro 11インチ M4を使用してみて感じた良い点を5個に分けて紹介していきます。
①快適で広々としたモデリング環境

冒頭でも書いた通り、これまではiPad mini(第6世代)でモデリングを行ってきました。
しかし8.3インチという画面サイズでは、モデリングソフトの使用中に一部のコマンドパネルが省略されてしまうなど、作業にストレスを感じる場面がありました。
その点、11インチの大画面は必要なパネルがしっかり表示され、作業スペースにもゆとりが生まれます。このおかげでモデリングの効率が想像以上に向上しました。
ちなみに13インチモデルも店頭で検討しましたが、作業領域の広さは魅力的なものの、個人的には「少し大きすぎる」という印象でした。動画編集がメインなら13インチが最適解かもしれませんが、CADや3Dモデリングを中心に行うのであれば、11インチでも十分な広さだと感じます。
価格・重さ・携帯性のバランスを考えても、外出先で軽快にCADアプリを使いたい私のスタイルには、11インチがベストな選択でした。
②LiDARスキャンセンサーを搭載

今回、Proモデルを選んだ大きな理由の一つが、「実物をスキャンしてShapr3Dへ取り込む」という形に移行できないか検証したかったからです。
これまではノギスを使ってアナログに計測していましたが、この工程をデジタル化できれば、3Dプリンター用のデータ作成は劇的にスムーズになります。
正直なところ、現状のLiDARだけでmm単位の精度を出すのは難しく、スキャンデータがそのまま最終設計に使えるレベルではありません。それでも、PolycamやScaniverseといった複数のアプリを使い、より精緻なデータを撮る方法を模索するプロセス自体に大きな可能性を感じています。
③数値以上の恩恵を感じる「薄さ」

2024年モデルのiPad Proは、前モデルからさらに薄型化(5.9mm→5.3mm)されています。11インチモデルの場合、数値上の差は約0.6mmですが、実際に手に取ると想像以上に薄く感じられます。
この軽さと薄さのおかげで、手に持って動画を見たり、ちょっとした作業をする際の負担が減り、取り回しはかなり良くなりました。高価な買い物ではありますが、「薄さ」や「持ちやすさ」を重視するなら、2024年モデル以降のProを選ぶ価値は十分にあります。
④重いデータも難なくこなすM4チップのパワー

今回搭載されたM4チップの恩恵も多大です。
iPad miniを使っていた頃は、容量の大きいモデリングデータを扱う際に動作がもっさりすることもありましたが、M4搭載のiPad Proでは、重いデータでも常にキビキビと安定して動いてくれます。
動画編集や3Dモデリング、CADなど、負荷の高い作業をメインにするのであれば、この圧倒的なパワーは強力な武器になります。

⑤Apple Pencil Proによる操作性の向上

これまでiPad miniなどで第2世代のペンを使ってきましたが、今回初めてPencil Pro対応機種を導入しました。
できることの幅が大きく広がったのもポジティブな変化です。
特に、ツール切り替えなどがスピーディーに行えるようになったことで、作業のテンポが途切れにくくなりました。イラスト制作のようにペンを多用する作業では、この細かな進化が積み重なって大きな効率化につながるはずです。

iPad Pro 11インチ 第5世代(M4)の惜しい点
ここからはiPad Pro 11インチ M4の惜しい点を3つに分けて紹介していきます。
①中古市場でも依然として高価

デメリットとしてまず挙げられるのが、その価格です。 今回は中古で購入しましたが、2024年モデルということもあり、中古相場はまだそれほど下がっていません。
少しでも安く手に入れたいのであれば、もう少し時期を待ってからの購入でも良かったかもしれません。
とはいえ、iPadOSのサポート期間を考慮すれば、2024年モデルは2031年頃まで現役で使い続けられる計算になります。M4チップの性能があれば、今後登場する最新アプリにも長く対応できるはずですので、長期的な投資と考えれば決して悪くない選択肢だと思っています。

②周辺機器の買い替えコストが発生する

Apple Pencilの互換性も悩ましい点です。 Apple Pencil(第2世代)を使っている場合、iPad本体をM4モデルに買い替えると、ペンも「Apple Pencil Pro」へ買い替える必要があります。
このペンが約2万円ほどするため、本体価格に加えて無視できない出費となります。iPad本体の価格だけで判断せず、周辺機器を含めた「トータルコスト」で見積もっておくことが大切です。
③M4の性能をフルに活かせる場面は限定的

正直なところ、私の用途でもスペックは「オーバースペック気味」だと感じています。
M4レベルのパワーが必須となるアプリはまだ少なく、大画面でCADを快適に動かしたいだけであれば、iPad Air(M1モデル)などでも十分だったかもしれません。
それでもあえてProを選んだのは、やはり「LiDARスキャナ」の存在と、長く使い続けられる「OS寿命」、そして「圧倒的な薄さ」に魅力を感じたからでした。
まとめ:iPad Pro 11インチ 第5世代(M4)は買いか?
iPad Pro 11インチ(M4)を購入して感じたメリット、デメリットをまとめてきました。改めてまとめると下記の通り。
- M4チップによる圧倒的な処理能力
- 11インチの機動力と視認性の両立
- 驚異的な薄さで長時間の作業も快適
- LiDARセンサー搭載でモデリングが捗る
- Pencil Proによる直感的なツール操作
- 2031年頃まで使える長いOS寿命
- 本体・周辺機器を含めた導入コストが高い
- Apple Pencil Proの買い替えが必須(約2万)
- 一般的な用途では性能が余り気味
- 現行モデルのため中古相場も高止まり
全体としては、非常に満足度の高い買い替えとなりました。特に3DモデリングやCADなど、iPadを「クリエイティブな仕事道具」として使いたい方にとって、11インチのサイズ感とM4のパワー、LiDARの組み合わせは最強の構成です。
ただし、検討中の方へのアドバイスとしては、「ペンを含めた導入コスト」を冷静に計算することをおすすめします。
本体代だけでなく周辺機器まで含めて納得できるのであれば、2026年現在において、これ以上ない最高の体験を約束してくれるデバイスであることは間違いありません。

中古iPadを購入するなら、業界トップクラスの安さと信頼性で人気の中古専門店「イオシス」がおすすめです。
豊富な在庫から目的に合ったモデルを選べるうえ、3か月の保証に加えて赤ロム永久保証も付いているため、初めての中古購入でも安心。価格と品質を重視する方に最適な選択肢です。














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