【最重要】中古Apple Watchの購入前に必ず確認すべき注意点
Apple Watchには「購入後に変更できないポイント」が多数あります。
以下の5つは購入前に必ず確認してください。後から対処できない項目もあります。
watchOSサポート期間の確認
Apple WatchはwatchOSのサポートが終了すると、新機能が使えなくなるだけでなく、セキュリティ面でもリスクが高まります。また、アプリが非対応になり使えなくなるケースもあります。
Apple WatchのwatchOSサポート期間は約5年で、iPhoneの約7年、iPadの約5〜6年と比べても短めです。特にSEシリーズや古いSeriesは発売から4年程度でサポートが終了する場合もあります。
「今使える」と「今後も使える」は別です。安さより「あと何年使えるか」で判断しましょう。
アクティベーションロックの確認
Apple Watchにはアクティベーションロックという盗難防止機能があります。前の所有者がペアリング解除やApple IDのサインアウトを行わずに手放した場合、新しいiPhoneとペアリングできず使用できません。
iPhoneと異なり、Apple Watchは画面が小さく初期設定時にロックに気づきにくいため、特にフリマでの購入時に注意が必要です。ロックがかかっていた場合は前の所有者に解除を依頼する以外に方法がありません。
中古ショップではアクティベーションロックの解除確認を行っている場合がほとんどですが、念のため購入後すぐにペアリングを試して確認しましょう。
ケースサイズとバンドの互換性
新品ならApple Storeで試着してから購入できますが、中古はオンライン購入がほとんどのためサイズ感を確かめられないまま買ってしまうケースが多いです。ケースサイズは40mm〜49mmまで多くのバリエーションがあり、一度購入すると変更できません。
また、中古でバンド付きの商品を購入する場合、バンドの劣化(ゴムの変色・金属の傷・マグネットの弱まり)にも注意が必要です。バンドの交換費用も考慮した上で総額を計算しましょう。
手持ちのバンドを流用したい場合は、同じ系統のサイズかどうかを事前に確認してください。
GPSモデルとセルラーモデルの違い
中古でセルラーモデルを購入しても、自分の利用キャリアがウォッチプランに対応していなければセルラー機能は使えません。格安SIM(MVNO)ではウォッチプランに対応していないケースがほとんどです。
セルラーモデルはGPSモデルより中古価格も高いため、セルラー機能を使わないなら割高な買い物になってしまいます。iPhoneを常に持ち歩く方はGPSモデルで十分です。
セルラー機能が必要な場合は、購入前にキャリアの対応状況を確認し、別途ウォッチナンバー契約(月額385円〜550円)が必要であることも踏まえて検討しましょう。
中古Apple Watch 購入ルート別の注意点
同じ中古Apple Watchでも、どこで買うかによってリスクの種類が異なります。
購入先ごとの注意点を理解しておきましょう。
フリマ・オークション購入時
メルカリやヤフオクなどの個人間取引は、価格の安さが最大の魅力です。しかし、Apple Watchの中古取引では特有のリスクがあります。
Apple Watchは画面が小さいため、写真だけでは傷やバッテリー状態を正確に判断できません。また、アクティベーションロックの解除漏れが最も多いトラブルで、購入後にペアリングできないケースが後を絶ちません。
さらに、Apple WatchはiPhoneとセットで使う製品のため、ペアリング解除が正しく行われたかを写真だけでは確認できないのが難点です。中古Apple Watchの購入経験がない方には正直おすすめしません。
中古ショップ購入時
イオシス・ゲオなどの中古ショップは、検品体制や保証が整っているため初心者でも安心して購入できます。アクティベーションロックの解除確認も行われています。
ただし、表記ランク(A/B/Cなど)の基準はショップごとに異なります。Apple Watchはケースの傷が目立ちやすく、同じ「Bランク」でも状態に差があることを理解しておきましょう。
また、Apple Watchはバッテリー残量を掲載していないショップがほとんどです。できるだけ状態ランクの高い端末(A〜Bランク)を選ぶことで、バッテリー劣化のリスクを抑えられます。
Apple認定整備済製品(リファービッシュ)
Appleが公式に販売する整備済製品は、新品同様のバッテリー・外装に交換済みで1年間のハードウェア保証も付きます。中古Apple Watchを検討する際は、まず整備済製品の在庫をチェックするのがおすすめです。
ただし、整備済製品は在庫が不安定で欲しいモデルが常にあるとは限りません。また、価格は新品の約15%引き程度で、中古ショップの同スペック品より高い場合もあります。
予算を重視するなら中古ショップ、品質と保証を重視するなら整備済製品と使い分けましょう。
中古Apple Watchの購入後すぐやるべきチェック
中古Apple Watchが届いたら、返品・交換期限を逃さないために以下の項目をすぐに確認してください。
初期不良や記載と異なる点があれば、早めにショップへ連絡しましょう。
iPhoneとのペアリング【最重要】
Apple Watchの電源を入れ、iPhoneのWatchアプリからペアリングを試みましょう。アクティベーションロックが残っている場合、ここで発覚します。
正常にペアリングできない場合はすぐにショップへ連絡してください。
バッテリーの状態
ペアリング後、Apple Watchの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から最大容量を確認しましょう。
80%を大きく下回っている場合は駆動時間が短く、実用に支障が出る可能性があります。
ディスプレイの状態
Apple Watchの画面は小さいため、タッチの反応が悪い箇所がないかを端から端までスワイプして確認しましょう。
常時表示ディスプレイ対応モデルは、手首を下ろした状態でも正常に表示されるかチェックしてください。
心拍センサー・ヘルスケア機能
背面の心拍センサーが正常に動作するか、「心拍数」アプリで計測を試してください。
血中酸素・心電図機能がある機種は、それらのセットアップも確認しましょう。センサー部分の汚れや傷がある場合は精度に影響します。
スピーカー・マイク
Siriに話しかけてマイクの認識とスピーカーの音質を確認しましょう。
Apple Watchは防水構造のため、内部に水が侵入するとスピーカーの音がこもることがあります。通話機能も実際にテストするとより確実です。
Digital Crown・サイドボタン
Digital Crown(リューズ)の回転がスムーズか、押し込み・回転の両方が正常に動作するかを確認。
サイドボタンもクリック感があるかチェックしましょう。砂やホコリが詰まって動作が鈍くなっているケースがあります。
これらのチェックは返品・交換期限内に必ず行いましょう。ショップによって期限は異なりますが、到着後7日〜30日以内が一般的です。問題があれば写真・動画で記録し、すぐにショップへ連絡してください。
よくある失敗パターン
中古Apple Watch購入で後悔する人には共通点があります。
以下の4つは特に多い失敗パターンです。当てはまりそうなら要注意。
サポート期間を確認しなかった
古い機種を安く買ったものの、すぐにwatchOSサポートが終了したパターン。
Apple Watchのサポート期間は約5年とiPhoneより短いため、「まだ使えるだろう」という感覚で買うと失敗しやすいです。アプリが非対応になると時計としてしか使えなくなります。
バッテリー劣化を軽視した
外装がきれいだからと安心して購入したが、バッテリーが大幅に劣化していたパターン。
Apple Watchは元々の駆動時間が「最大18時間」と短いため、バッテリーが80%に劣化すると半日しか持たないことも。交換費用も12,200円〜と割高です。
ペアリングできない端末を買った
フリマで安く購入したが、アクティベーションロックが解除されておらず使えなかったパターン。
Apple Watchは出品写真だけではロック状態を確認できません。出品者と連絡が取れなくなると解除の手段がなく、完全に使えない端末を買ったことになります。
相場を知らずに割高で買った
中古相場を調べずに買ったら、新品との価格差がほとんどなかったというパターン。
Apple Watch SEなど元値が安いモデルは中古でも値崩れしにくく、差額が数千円しかないことも。新品の保証やバッテリーの安心感を考えると損をしてしまいます。
中古Apple Watchでも入れる保険
中古Apple WatchはApple Care+に加入できないため、代わりに中古端末でも加入できる保険サービスを検討しましょう。
よくある質問
中古Apple Watch購入時の注意点に関してよくある質問をまとめました。
フリマで中古Apple Watchを買っても大丈夫?
リスクを理解できる上級者なら問題ありませんが、初心者にはおすすめしません。フリマアプリではアクティベーションロック未解除、バッテリー劣化の詐称、ケースの傷の見落としなどのトラブルが起きやすく、保証もありません。
初めて中古Apple Watchを買う方は、初期不良保証のある中古専門店を選びましょう。
GPSモデルとセルラーモデルどちらがいい?
iPhoneを常に持ち歩くならGPSモデルで十分です。iPhoneなしで通話やメッセージを使いたい場合はセルラーモデルを選びましょう。
ただし、セルラーモデルはキャリアのウォッチナンバー契約(月額385円〜)が別途必要です。格安SIM(MVNO)ではウォッチプランに対応していないケースがほとんどのため、利用キャリアの対応状況を事前に確認してください。詳しくは「GPSモデルとセルラーモデルの違い比較」で解説しています。
中古Apple WatchでもApple Care+に入れる?
入れません。Apple Care+は「新品購入から30日以内」が加入条件のため、中古端末は対象外です。
代わりに、中古端末でも加入できる「モバイル保険」などのサービスを検討しましょう。月額700円で最大3台まで補償でき、年間10万円まで修理費用をカバーできます。
watchOSのサポートが切れるとどうなる?
watchOSのサポートが終了すると、新しいwatchOSへのアップデートができなくなります。これにより、最新のセキュリティパッチが適用されず脆弱性が放置される可能性があります。
また、アプリ側が最新OSを必須条件にすると、対応アプリが徐々に減っていきます。Apple Watchはサポート期間が約5年と短いため、中古を選ぶ際はサポート残り期間を重視しましょう。
Apple Watchのサイズが違ってもバンドは使いまわせる?
同じ系統のサイズであれば使いまわせます。38mm/40mm/41mm系と42mm/44mm/45mm/46mm系でそれぞれ互換性があり、世代をまたいでバンドを共有できます。
ただし、Apple Watch Series 10以降は新しいバンド幅が導入されており、旧バンドとの互換性に制限がある場合があります。また、Ultraシリーズは49mmの専用バンドが必要です。購入前にバンドの対応サイズを確認しておきましょう。
