Apple Watchを買ったらアップルケアに入るべき?必要ではない理由5つを解説

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Apple Watchのアップルケア加入を検討するイメージ

Apple Watchを購入するときに多くの方が悩む「Apple Care+は必要?」という疑問。

手首に装着して常に動かすデバイスのため、衝撃リスクを心配する方は多いです。しかしApple Watch Ultraや上位Seriesモデルはサファイアクリスタルガラスを採用しており、日常使いではそう簡単に画面が割れないのが実情です。

また、Apple Watchの買い替えサイクルは3〜5年と長めで、2年保証では保証期間後のリスクがカバーされません。コスパの観点から見ると、Apple Care+が必要ないケースがほとんどです。

本記事ではアップルケアの概要と料金を整理したうえで、加入しなくてよいと考える理由を5つ解説します。

Apple Care+ for Apple Watchの概要

まずは簡単にApple Care+ for Apple Watchの概要や損傷時に修理代がどれくらい軽減されるのかを紹介します。

Apple Care+ for Apple Watchの概要イメージ

Apple Care+ for Apple Watchの特徴

新しく買ったApple Watchには製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償テクニカルサポートがついています。それに加え、さらにApple Watchが故障したときの保障を手厚くするために用意されているのがApple Care+ for Apple Watchです。

  • 月払いまたは2年分一括払い(端末ごとに料金が異なる)
  • 新品端末購入から30日以内であれば加入可能
  • 保証期間は加入から2年間
  • 過失・事故による損傷の修理サービスを提供
  • バッテリーの修理保証あり
  • Apple Watch本体のみが対象(バンドは対象外)

Apple Care+の料金

アップルケアの料金は端末によって異なり、それぞれ下記の通り。年間一括払いをした場合、2,000円〜4,000円ほどお得になる計算です。

月払い(税込)2年一括払い(税込)
Apple Watch Ultra 3740円14,800円
Apple Watch Series 11(45mm)580円11,800円
Apple Watch Series 11(41mm)530円10,800円
Apple Watch SE380円7,400円

※2026年4月時点の料金です。実際の価格は公式サイトをご確認ください

Apple Watchの修理費用について

端末が故障した場合やバッテリー交換が必要になった時の費用は以下の通り。金額はApple公式サイトの「Apple Watch の修理サービス」を参照しています。

端末Apple Care+加入時未加入時
Apple Watch Ultra 3(損傷)10,700円79,800円
Apple Watch Series 11(損傷)10,700円66,800円
Apple Watch SE(損傷)9,200円37,800円
バッテリー交換(全機種)無償6,800〜15,800円

※2026年4月時点の料金です。実際の価格は公式サイトをご確認ください

Apple Care+が不要だと思う理由5つ

Apple Watchの画面イメージ

① 2年間で画面を割る確率は低い

Apple Watchはスポーツや運動時に使うイメージがありますが、日常的な使い方では机や家の中での操作が多く、激しい衝撃を受ける機会は限られています。

またモデルによって画面素材が異なります。Apple Watch UltraとSeries上位モデルは傷に強いサファイアクリスタルガラスを採用しており、SEはION-Xガラスです。高額モデルほど実はガラス自体が割れにくく、Apple Care+の恩恵を受けにくい構造になっています。

下の表は「仮に修理が1回発生したとき」の試算です。Apple Care+に加入していれば確かに得になります。しかし修理が発生しなければ、支払った保険料はそのまま損失になります

端末Apple Care+費用
2年一括+修理1回
未加入の
修理費用
差額
Apple Watch Ultra 325,500円79,800円▲54,300円
Apple Watch Series 11(45mm)22,500円66,800円▲44,300円
Apple Watch Series 11(41mm)21,500円66,800円▲45,300円
Apple Watch SE16,600円37,800円▲21,200円
Apple Watchの充電イメージ

② バッテリー無償交換はハードルが高い

Apple Care+の保証期間内であれば、バッテリー交換を無償でおこなってくれます。ただし、これには条件があります。

それは「バッテリー保持容量が本来の容量の80%未満になっていること」です。

保証期間の2年以内にバッテリー容量が80%を下回るのは、かなりハードな使い方をしても難しいのが実情です。通常の使い方では、保証期間が終わる前に無償交換の基準に達することはほぼありません。

Apple Watchを使用する様子

③ 修理費用は無料にはならない

Apple Care+に加入していても、修理費用が完全に無料になるわけではありません。

未加入時と比べて圧倒的に安く済むのは事実ですが、修理のたびに9,200円(SE)または10,700円(Series/Ultra)の自己負担が発生します

Apple Watch Series 11を2年間月払い(580円×24ヶ月)で加入した場合、支払い総額は13,920円。そこに修理時の自己負担10,700円(損傷の場合)が加算されます。保険として考えたとき、この費用対効果が割に合うかは慎重に考えたいところです。

Apple Watchを日常使用するイメージ

④ 自然故障は購入後1年間は無償対応済み

Apple Care+に加入していなくても、購入から1年間はAppleの無償ハードウェア保証が適用されます。

突然画面が映らなくなった・充電できなくなったといった初期不具合や自然故障は、Apple Care+がなくても無料で対応してもらえます。

Apple Care+が標準保証と異なる点は「2年目以降の保証」と「過失・事故による破損への対応」のみです。落下や水没リスクが低い使い方であれば、Apple Care+の出番はほぼないといえます。

ハードウェア保証
(標準)
Apple Care+
費用0円7,400〜14,800円
期間1年間2年間
技術サポート90日間2年間
補償内容自然故障のみ過失による破損
(紛失・盗難は除く)
Apple Watchを使うイメージ

⑤ コスパに優れた代替保険サービスがある

「それでも保険で安心したい」という方でも、Apple Care+を選ぶ必要はありません。クレジットカードのショッピング保険やモバイル保険など、Apple Care+よりコスパの高い選択肢が存在します

詳しくは後述の「モバイル保険という選択肢」をご覧ください。

それでもApple Care+に入るべき人のケース

「不要」と断言してきましたが、使い方によっては加入が合理的なケースもあります。

Apple Watch Ultraのイメージ

Apple Watch Ultra(高額モデル)をアウトドア・スポーツでヘビー使用する人

未加入時の修理費が79,800円にのぼるApple Watch Ultra 3は、Apple Care+加入で最も恩恵を受けやすい端末です。登山・サーフィン・マラソンなど激しい運動で使用する方は衝撃や水没リスクが高まります。

月740円(2年で17,760円)で最大79,800円の修理費に備えられると考えると、アウトドアヘビーユーザーには合理的な選択といえます。

子どもがタブレットを触る様子

子どもに持たせる予定がある人

子どもが使う場合、落下や衝撃を受ける可能性は大人の使用と比べて格段に高くなります。Apple Care+の対象外である紛失・盗難はカバーされませんが、破損リスクが高い環境なら加入を前向きに検討すべきです。

画面がひび割れたiPhone

過去にスマホ・ウェアラブルを破損させた経験がある人

デバイスをよく破損させる・過去に修理経験があるという方は、同じことがApple Watchでも起きる可能性が高いです。特にApple Watch SeriesやUltraのような高額モデルを購入する場合は、Apple Care+の加入を真剣に検討する価値があります。

保険で安心したいならモバイル保険がおすすめ

「それでも万が一に備えたい」という方には、Apple Care+よりコスパに優れたモバイル保険をおすすめします。

買い替えるなら中古Apple Watchの検討もおすすめ

Apple Care+のコスパが悪い理由を整理し、代替となるおすすめサービスをご紹介してきました。

しかし、そもそも「新品にこだわる必要があるか」も見直す価値があります。

Apple Watchのイメージ

新品+Apple Care+より、中古Apple Watchの方がコスパが高いことも

健康管理・フィットネストラッキング・通知確認といったApple Watchの主な用途は、1〜2世代前の中古モデルでも快適にこなせます。新品にApple Care+を加えた総額と、状態の良い中古を比べると、後者の方がコスパが高いケースは珍しくありません

また、モバイル保険はイオシス・じゃんぱら・ゲオなど主要な中古専門店で購入した端末も補償対象。「中古は保険に入れない」という心配も不要です。

Apple Care+ for Apple Watchのよくある質問

Apple Care+を2年一括払いした後、保証期間内にApple Watchを買い替えた場合、次の製品に引き継げますか?

Apple Care+の保証は登録したデバイスのシリアル番号に紐付いているため、新しいApple Watchへの引き継ぎはできません。

Apple Care+は2年一括払いにするとどれくらいお得ですか?

端末によって異なりますが、Apple Watch Series 11(45mm)の場合は月払い(580円×24ヶ月=13,920円)と比べて約2,120円安くなります。

Apple Care+はApple Watchを購入した後からでも加入できますか?

新品端末の購入から30日以内であれば加入できます。30日を過ぎると加入できなくなります。

Apple Care+の保証期間はどうやって確認できますか?

「設定」→「一般」→「情報」→「保証範囲」から確認できます。

Apple Care+はバンドも補償対象ですか?

いいえ。Apple Care+はApple Watch本体のみが対象で、バンドは含まれません。

まとめ:Apple WatchにApple Care+は必要ない場合が多い

この記事のポイント

2年間で修理が必要になる確率は低い
日常的な使い方では衝撃を受ける機会は限られており、ケースやフィルムで保護していれば2年間修理不要で使い終わるケースがほとんど。
バッテリー無償交換の条件は厳しい
無償交換の条件は「容量が80%未満」。通常の使い方では保証期間の2年以内にこの基準を下回ることはまずない。
修理しても自己負担は残る
Apple Care+に加入していても、修理のたびに9,200円(Ultra:10,700円)の自己負担が発生する。完全無料にはならない。
自然故障は購入後1年間は無償対応される
初期不具合や自然故障はAppleの標準保証でカバーされる。Apple Care+がなくても1年間は保護されている。
コスパを重視するならモバイル保険が優秀
月額700円で最大3台まとめて補償。中古端末も加入OK。期間の縛りもなく、Apple Care+より柔軟に使える。
中古Apple Watch+モバイル保険が最もコスパの良い組み合わせ
新品+Apple Care+の総額と比べると、状態の良い中古+モバイル保険の方が安く上がるケースが多い。